27回目にして初

今回の沖縄国際洋蘭博覧会は、遺伝子組み換えによって造られた青いコチョウランが各メディアで紹介された事もあって、蘭展としては驚くほどの行列でした。30分待ちのプラカードを持ったスタッフなど、過去には例が有りません。 結局、私は実物を見る事無く会場を後にしました。ただ、ローカルニュースの中での映像を録画していますので、この点に関しては特に消化不良の感は無し。 それよりも、フラワーデザインの作品を見れなかった方が残念。 初日、二日目の見学の後、やはりディスプレイ審査を見たい思いから蘭展の終盤、2月10日に会場に向かったのですが、既にフラワーデザイン審査は終了していました。今回の蘭会議に向けて相当レベルアップしていた筈。 来年は、この部門が期間の前半で終わる事を念頭において見学したいと思います。

さて、青いコチョウランが蘭を知らない人の注目も集めた中、27回を数える沖縄国際洋蘭博覧会の歴史において初めてとなる出来事が、実は人知れず起きていました。
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Ascda. Suksamran Sunlight 'Wuttphan' FCC/APOC11,OIOS 2013、トロフィー賞、カテゴリー審査ブルーリボン、国外出展審査3位、奨励賞
(Jiraprapa x Pralor)
 Jiraprapa = V. Kultana Gold x Ascda. Thananbarg
 Pralor = Ascda. Meda Arnold x Asctm. miniatum

四半世紀を超える蘭展で初の FCC 受賞です。・・・しかし、こんなに話題に上らなかった FCC も、ある意味初めてかもしれません。 そもそも、私自身も仲里園芸さんに言われて初めて気づいたんです。完全に青いコチョウランの話題に隠れてしまった悲劇、しかも、今回は国外出展審査の第1位にあたる優秀賞と第2位の優良賞がディスプレイ部門の受賞となってしまったダブルパンチ。 晴れの FCC が 3rd Prize って・・・。
展示場所も、ハッキリ言って御粗末でしたね。 最も注目の集まる お立ち台や入賞花が展示されているレッドカーペットなら まだしも、場所的には かなり暗めの通路でした。とどめのカウンターパンチとして、賞金さえ出なかったとか・・・。

この株は東京ドームに行きましたか? もし行ったのであれば、この素晴らしい花、そして株の作りを是非とも賞賛して下さい。 そして私には展示の位置が高くて届かなかった細かい部分を、ブログなり、facebook なりで御伝え頂ければ幸いです。もし東京に行かなかったとしても、私なりに画像を世界に向けて発信する事によって、受賞者への敬意を表して頂きます。

この記事へのコメント

なごらん
2013年03月02日 01:13
東京ドームにも出展されていましたよ。SMを獲得していました。
ただし、僕が見たのが最後の週末だったためもあると思いますが、パッと見で花数がかなり少なくなっていたように感じました。
権兵衛
2013年03月02日 08:36
なごらんさん、おはようございます。権兵衛です。

この株が東京ドームにも出展され、然るべき評価を受けた事に少しホッとしました。沖縄で既に満開状態なので、東京では最後まで花がもたなかったのかもしれません。
ドームはいかがでしたか?後日、なごらんさんのブログの方でも紹介していただければ幸いです。特に、この時期の東京の寒さなど。コメントどうもありがとうございました。