(Helice x James Bacon)が二年ぶりの開花です

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母木に用いたのは Paph. Helice (bellatulum '#2' x Psyche 'Naoto')。 この花が咲いた時の衝撃は今でも覚えています。それまで niveum の遺伝子が入った交配(Psyche = niveum x bellatulum) は白い花しか咲かないという固定概念を持っていたので、この株の開花によって実生の醍醐味をフルに感じました。
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花粉親に用いたのは Paph. James Bacon (godefroyae 'Dark' x Conco-bellatulum '#5')。 結局、二度目の花を見る事無く枯らしました。母木の濃色と花粉親の花の大きさが合わさればベストですね。

上記の目的を持って試みた交配。 確か 10~20苗程度は出来たと思うのですが、開花サイズまで育ってくれたのは一株のみ。 上にも書いたように花粉親は既に枯らしてしまったので、この株が唯一の落しだねになります。
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2013年初花(NS ; 63 x 57mm、DSW ; 38mm、PW ; 36mm、Stem ; 30mm)

なお、下は初花が咲いた当時の私自身の所見を二年前のブログから一部抜粋したもの。


花全体の印象は、これまでのオリジナル交配の大半に違わず、両者の中間型です。花の丸みは母木の Helice、黄色がかった地の色は James Bacon 譲り、点の入り方は中間タイプ。 しかしながら NS が 6cm台・・・。ただ、今や懐かしいと感じる James Bacon の実生は貴重だと思っていますし、その能力を発揮させられないまま枯らしたので、この株だけでもシッカリ育てたいなと。 花粉親からすれば、NS 7cm台の可能性は秘めている・・・と思いたい。

そして二年が経過。 蕾の状況は報告しなかったものの2輪咲きで有る事が判り、株としては概ね成熟していると感じました。さて、結果は・・・。
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NS ; 65 x 57mm
DSW ; 37mm
PW ; 36mm
Stem ; 40mm(1輪目まで、2輪目までは 45mm)
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2ステム、且つ1ステムは2輪咲き、それで NS 6.5cm・・・。残念ながら、この個体が NS 7cm を超える事は無いでしょう。 客観的に見れば、母木よりも色は薄く、花粉親よりも花は小さい。 目的通りとは言えないどころか、両者の欠点を合わせてしまったと表現すべきかも。 それでも枯らしてしまった James Bacon の事を考えると、これからも大切に育てたい一株です。

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オリジナルは交配親を身近に知っている分、良くも悪くも客観的に見れないですね。 これが購入株ならペタル上側のヨレっとした波打ちを あーだこーだと言うかもしれません。 一般的な短所さえ許してしまい、しかも それを悪い事とは感じない気持ちの緩さ。 初期に比べると数は相当減ったものの、今後も交配は継続したいと思います。

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