ブラキ part3(更新)/オリジナル交配

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母木に用いたのは Paph. James Bacon 'Murubushi' (godefroyae 'Dark' x Conco-bellatulum '#5')。 この株は二度目の開花で見事に様変わりしました。
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花粉親に用いたのは、既に枯らしてしまった Paph. Conco-bellatulum('HN' x self) で、こちらも同じく Murubushi = 群星という個体名を付けました。個体名の由来についてはホームページを御覧頂くとして、言わば James Bacon に Conco-bellatulum を戻し交配(バッククロス)した事になります。出来る品種は Paph. Byron Geer になります


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Conco-bellatulum 'Murubushi' の花粉は1個ずつ花粉親として用いました。母木に用いたのは Paph. Muriel Constance 'Murubushi' (bellatulum 'Django' x ang-thong 'Good Star') で、出来る品種は Paph. White Sturgeonになります。ちなみに、下が初めて咲いた実生です。
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White Sturgeon 'My Dream'


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2009年 5月に咲いたオーキッドゾーン交配の S. Gratrix 'Black Pearl' (bellatulum 'Tyger Tyger' x leucochilum 'Oz')。 花は小粒ながら予想外に濃色の花です。  
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そして同じく 2009年の 6月に咲いた Paph. leucochilum 'Black Pearl' ('Big Mu' x 'Big Bout No.2')。 この株を母木として S. Gratrix 'Black Pearl' の花粉を掛け合わせました。出来る品種は Paph. Benkei になります。果たして黒装束をまとった弁慶が咲くか。 リップだけ白いのも面白いコントラストになるかも?
そして 2013年、この交配の初花が咲きました(下の画像)。
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個体名 'Okinawa'


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2012年 4月、Paph. bellatulum 'Artist' ('Winkin' x 'Nod') が咲きました。咲き進むにつれて点の赤味が増すと共に全体のバランスが良く、予想以上に私好みの花となりました。
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花粉親に用いたのは、我が家のブラキで初の NS 9cm超え (93mm) となった Paph. leucochilum 'Black Sugar' (花島 LN-440)。 そう、つまり S. Gratrix のリメイクになります。このブログを御覧の方からは「やれやれ」と言う声が聞こえてきそうな・・・。niveum を掛け合わせて Psyche のリメイク、ビニカラー Hsinying Glory 'Big Hope' との組み合わせ、果てはロスを掛け合わせて Rolfei のリメイクまで考えた末、海外でもリメイクされているエスグラを、敢えて私自身が試みる結果になりました。結果も出しつつ、更に実生から出てきた個体を次の世代へと進めたいですね。

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2013年 4月、Paph. S. Gratrix 'Moon Child' (godefroyae '51810' x bellatulum 'Kawai' BM/JOGA) が咲きました。
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花粉親に用いたのは Paph. bellatulum 'Argo' ('Nod' x 'Blinkin')。 Otogozen のリメイクで、今年のアジア太平洋蘭会議の際、北軽ガーデンさんの販売ブースで このベラを購入した時から考えていた組み合わせです。ただし当時は母木に蕾が出ていた訳では無く、いつか出来れば良いなぁと漠然と考えていました。よって、予想以上に早い実現です。黒装束の弁慶に対し、頬を赤らめた乙御前が加わるか。 楽しみです。

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2014年 5月、Paph. bellatulum 'Artist' (Winkin' x 'Nod') が二年ぶりに咲きました。さて、迷った末に花粉親に用いたのは・・・。
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蘭友さんから花粉を頂いた Paph. ang-thong alba。 よって Muriel Constance のリメイクになります。直前まで Psyche (x niveum)のリメイクと悩んだ末の選択でした。なお、この ang-thong alba の花粉は 2009年に蘭友さんから頂いたもの。 つまり、保存してから五年経った花粉です。万が一でも苗が出来るので有れば、簡単な冷凍保存でも五年は保存が効く事を証明出来るのですが・・・、まず無理でしょうね。 ただ、この花粉は私の中ではベラ以外との組み合わせは考えられませんでした。
ブラキに詳しい方なら、Muriel Constance と言う品種名から bellatulum 'Kawai' と Muriel Constance 'Red Fusion' の組み合わせ Memoria Hirohisa Kawai を思い出すかと。 現在の黒い leucochilum と bellatulum が出てくる前、OZ の S.Gratrix の後に国内で話題となった品種です。あくまでも個人的な希望ですが、上の組み合わせは花粉親にアルバ個体を使っている分、ベラの赤い色素が そのまま上乗せすると思っています。もちろん、セミアルバのようなタイプになる可能性も有りますよ・・・。なんとか苗が出来てくれないかなぁ。 これから しばらくの間、夢を見ましょう。
この交配は、一桁ながら発芽が確認されています。五年保存の花粉でも種が出来た!


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2015年 5月、Paph. bellatulum 'Argo' ('Nod' x 'Blinkin') が咲きました。
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花粉親に用いたのは Paph. niveum 'Orion' ('Select #1' x 'C.R.Cocoon')。 つまり Psyche のリメイクになります。母木のベラが開き始めた時から Psyche のリメイクは考えていたものの、頭を悩ませたのは、どの niveum を使うかと言う点。 小粒ながら最も形の良い台湾産の 'Okinawa Snow'、全体の光沢が独特な 'C.R.' 系 'Okinawa Pearl' の三択中、結局は我が家の中で大輪、且つ、実生の生長が最も良い 'Orion' に決めた次第。 ただし懸念も有って、今回用いた花粉は保存から三年経っています。上にも書いたように、五年保存していた ang-thong alba の花粉でも苗が出来たので、少数でも発芽すると期待・・・しています。


上記の交配を まとめると下のようになります。

・Paph. Byron Geer (James Bacon 'Murubushi' x Conco-bellatulum 'Murubushi') → 苗出し済み
・Paph. White Sturgeon (Muriel Constance 'Murubushi' x Conco-bellatulum 'Murubushi') → 初花開花
・Paph. Benkei (leucochilum 'Black Pearl' x S. Gratrix 'Black Pearl') → 初花開花
・Paph. S. Gratrix (bellatulum 'Artist' x leucochilum 'Black Sugar') → 苗出し済み
・Paph. Otogozen (S. Gratrix 'Moon Child' x bellatulum 'Argo') → 発芽済み
・Paph. Muriel Constance (bellatulum 'Artist' x ang-thong alba) → 発芽済み
・Paph. Psyche (bellatulum 'Argo' x niveum 'Orion')

莢が褐変したり種が出来なかった交配に関しては、随時削除いたします。

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