十一年ぶりのロスの開花です

遡る事 2005年に Fuji Nurs. さんから蕾付きで購入した Paph. rothschildianum ('Tiger March' SM/JOGA x 'Mont Millais' FCC/RHS)。 当時は ('Mont Millais' x 'Val') は元より、確か 'Mont Millais' のセルフなどが全盛の頃。 そんな中、この 'Tiger Mrch' 系統は、片親にモンミレーが使われているとは言え、ロスの蕾付きのリストの中でも価格がワンランク低かった・・・と思います。それでもロスはロス! 身近でペタルが開いていくさまも当時のホームページに載せるなど、テンションはアゲアゲでした。

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2005年(NS ; 240 x 98mm、DS ; 50 x 60mm、PW ; 15mm、以上 1輪目)

それから十一年。 日本は、まさに激動の時代に直面してきたと言えるでしょう。 蘭展も、いわゆる大規模のドーム蘭展は幾つ無くなりました? 周りの同世代の蘭友さんも ほとんどが蘭栽培を止め、当の私自身も蘭に対する気持ちが薄れ始めた中、十年余りの時を経ての開花です。

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NS ; 215 x 90mm
DSW ; 45mm
PW ; 12mm
Stem ; 130mm(1輪目まで、2輪目までは 210mm)
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もちろん、GM を何個体も受賞している ('Mont Millais' x 'Val') 系統や その子孫に比べると、NS は 20cm を何とか超えた程度。 いや、私の栽培技量の無さを差し引いても、この系統で NS が 30cm に匹敵する個体は入賞花集でも見た記憶が有りません。 しかも初花よりも全体的にサイズダウン。 ペタルの先も前回とは異なり、ヨレっとしてしまいました。

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とは言えロスは・・・飽きないですねぇ。 モンバルの白黒メリハリのついた色彩とは違う、赤っぽい色合いは逆に新鮮ですよ。

個体名は、かなり迷った末に 'Eternity' にしました。実は以前から、ポリアンサが咲いた時は「聞得大君(きこえおおきみ)」と言う、琉球王朝時代の神女の名前を使おうと考えていた次第。・・・しかしながらキング・オブ・パフィオと称される通り、ロスは男性格として世間で扱われているので、女性名詞を使うのはマズいかなと。 蘭に対する気持ちを ずっと持ち続けられるよう、そして花を愛でる気持ちを持ち続けたいものです。

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